車いす・車椅子の2Dcadデータのサイト紹介です。
車椅子シンボルの国際シンボルマーク、VectorWorksで作成した車椅子、小型車椅子と折りたたみ車椅子の平面図・側面図・正面図、人物モデル化した車椅子での腕の動作範囲表示、介助人有り車椅子用の人物モデル化、車椅子で緩い傾斜を上がっている状態の図面、などのCADデータが揃っています。
車いす・車椅子などの、2Dcadデータが、ダウンロードできます。
後半では、車椅子の分類と、バリアフリーの設計のために車椅子のCADデータを利用する場面について説明しています。
目次
車いす・車椅子・wheelchair 2Dcadデータ
車いす・車椅子・wheelchair 2Dcadデータについては、大阪府建築士会 福祉のまちづくり、arch web、kamo CAD、Biblio CAD、などのサイトで、使えるデータが揃っています。
フリーデータでも、有料データとほぼ同じぐらい品質のものもありますよ。
大阪府建築士会 福祉のまちづくり
福祉介護の施設・機器のJW-CAD向けのCADデータが掲載されています。車椅子詳細、車椅子の通行スペース、車椅子用ステップ付エスカレーター、段差解消昇降機、福祉型エレベータ、ホームエレベーター、いす式階段昇降機、スロープ、誘導ブロックなどがあります。
arch web
様々なCADデータが紹介されているサイトです。車いす・車椅子、自動車・乗用車・普通車・車両、自転車・マウンテンバイク・ロードバイク、バイク・オートバイ・スクーター、バス、電車・列車・鉄道、作業員・建設作業員、人物、樹木などのCADデータがあります。
kamo CAD
車いす・車椅子、バス、電車、樹木などのCADデータが揃っているサイトです。そのほか、ドアと窓、スポーツとレクリエーション、電気照明、車両、機械、家具、人物、バスルームとパイプ継手、シンボル、公園と庭園、建設現場などのデータもダウンロードできます。
Biblio CAD
建築、設計、建設のためのAutoCADデータを公開しているサイトです。形式はDWG、3DS、MAX、DXF、PAT、LSP、PDFなどのデータが利用できます。車いす・車椅子、自動車・乗用車、自転車、バイク、軽トラック、バス、電車、人物、植物などのデータが揃っています。
車いす・車椅子・wheelchair 2Dcadデータ その2
車いす・車椅子・wheelchair 2Dcadデータ その2では、APLUS、DRAFTSPERSON.NET、Pinterest、車椅子 cad-data.com、車椅子 cadデータ Google、などのサイトで、利用できるデータがダウンロードできます。ダウンロードして、はじめてはどうですか。
APLUS
CADデータが利用できるサイトです。車椅子、自動車・乗用車・普通車・車両、バイク・オートバイ・スクーター、電車・列車・鉄道、歩行者・通行人、子供・老人・男性・女性、樹木・植栽・植木・低木・高木、観葉植物・植物などのCADデータが利用可能です。
DRAFTSPERSON.NET
フリーAutoCADデータを紹介しているサイトです。車椅子、バスルーム、トイレ、手すり、ドア、などのCADデータが公開されています。そのほか、電気記号自動車・乗用車・普通車・車両、自転車、バイク、バス、電車・列車、子供・老人、樹木などのデータもあります。
フリーCADデータを公開しているサイトです。ログインしてデータを利用することができます。車いす・車椅子、自動車・乗用車、自転車、バイク、軽トラック、バス、電車・列車、歩行者、植栽・植木・低木・高木、観葉植物・植物のCADデータが公開されています。
車椅子 cad-data.com
車椅子のフリーCADデータがあります。検索から多数のアイテムを表示できます。車椅子シンボルの国際シンボルマーク、VectorWorksで作成した車椅子、小型車椅子と折りたたみ車椅子の平面図・側面図・正面図、人物モデル化した車椅子での腕の動作範囲表示、介助人有り車椅子用の人物モデル化、単独車椅子用の人物モデル化、車椅子で緩い傾斜を上がっている状態の図面、車椅子の傾斜路比較図などのCADデータが揃っています。
車椅子 cadデータ Google
車椅子のCADデータが、見れます。検索から多数のアイテムを表示できます。スタンダードタイプは、施設、在宅ともに最も多く使用されている標準的な車椅子です。モジュールタイプは、座面高や車輪サイズ、座幅などから選べる車椅子です。リクライニング・ティルトタイプは、スタンダードタイプでは座位姿勢を保つのが困難な方向けの車椅子です。電動タイプは、車輪を電動モーターで動かすことができる車椅子です。
CADデータを使って、車椅子の動きを確認
続いて、車椅子の分類と、バリアフリーの設計のために車椅子のCADデータを利用する場面について説明していきます。
車椅子の種類には、自走式と介助式があります。
自走式は車椅子を使い人が手で漕いで移動できるタイプで、介助式は介護者が押して移動するタイプです。
どちらの種類でも、軽量車型、リクライニング型、電動車型などがあります。
標準型の重量は12~14kgに対し、軽量車型は7~10kgと軽量で持ち運びが容易です。
リクライニング型は、背もたれが倒れる形式のもので、電動車型は電動で移動できる形式です。
そのほかにも、利用者の利用形態に合わせた型式が多くあります。
車椅子のCADデータの利用を考えてみると、いろいろな場面での利用があります。
総合病院の建設において、車椅子の人に対する設備を考えてみましょう。
バリアフリーの角度と段差調整については、自力式・介助式の車椅子が楽に移動できるバリアフリーの設計が必要で、子供でも利用できる必要があります。
そのために、CADデータを使って様々な車椅子の動きを図面で確認することが可能です。
その他にも、受付の高さと車椅子の人が立った時の対応の検討、車椅子の人の動作範囲を考えたエレベータや、トイレのスペースの検討などがあります。
さらに、3DのCAD図を使うことで、利用者や発注者へのビジュアル化したプレゼン利用が有効でしょう。